それまでも付き合った人はいたけど、超奥手だった私は未だ処女だった。
別に結婚まではダメとか思っていたわけではないので、
この男と付きあったとき「高校生の時は補導されるからとかいろんな理由つけて断われたけど
(どんな理由だよ)さすがにもう断わる理由も思いつかないな」と思い、
はじめてセクースをした。
別に痛くもなかったし、「こんなもんか・・・」と思ってたら
男は「感動した?なあ感動した?俺初めて処女の子と出来て感動した!」と大騒ぎ。
てめー、感動した理由がそこかよ・・・。
しかもその直後、いきなり私の口にモノをぶちこんでフェラ強要。
「できないよ」というと「そうだよね、だってはじめてだもんね!
あはは、そうだーよーねー」と
変な節までつけて浮かれる始末。
その後もセクースのたびに
「俺今まで処女の子とつきあったことないから超新鮮」だとか
「こんなこともしたことないんだもんね、アハハ、嬉しいな」とかいいながら
変な体位を試そうとしたりバカ丸だし。
拒むと余計に喜ぶのでたち悪い。
「いつかこんなバカ振ってやる…」と心に誓ってたのに、
ある日突然奴に振られた。
理由が「セクース重ねて慣れちゃった感じがしてきたから」。
オイ!やったのおめーだろ!
未だに悔しくて仕方ない。
しかもそいつと別れた数ヶ月後に今の夫とであったので、
どうせなら今の夫と初めてすればよかった…と後悔している。
最後の二行でちょっぴり切なくなった
学生ベンチャーたらなんたらに目覚め、大学でせっかく法科の
勉強してたのに、卒業目前であっちゅーまにビジネスにのめり込みだした。
そら、遊びたい盛りの大学ぼーずが、月に百万単位の小遣いを手にしたら人生も狂うわなぁ。
車買って、パーティーやって、コンパニオンひきつれての奴のバブル期が訪れた。
私も浮かれまくりで後先考えてないもんだから、
奴が借りた3LDKのマンションへ一緒に住まないか?と誘われほいほいついていった。
持ち物着るもの食べるもの、すべて奴の好みに統一され、それで有頂天になってた。
ところが、こいつ自分は女にルーズなくせに
ものすごい嫉妬心の固まりの男で、だんだん私が大学に通うのさえ制止しだし
そのうち、軽い軟禁状態に。
通うときには自分が車で送ってゆき、何時には迎えに来るとかだんだん縛りのキツイ生活になっていく。
時々、あやしい連中とも付き合ってるようで、へんな人から脅しのような電話が
かかってきたり、マンションの駐車場にとめた車が荒されたり
銀座からホステスのかけ金回収が来たりと妙な具合に。
お堅い実家だったらしく、突然上京した奴の母親に「あなたが生活を乱した」と
大修羅場を演じられる。
奴が一緒にビジネスやってた、某マルチの社長の奥さんがある日マンションにやって来て
「あなたの彼氏、いまどこにいるかわかる?うちの旦那と一緒に
ホステス連れて旅行してるよ」と、空港で動かぬ証拠をつかまえるといって
成田まで同行させられた。案の定の女連れの帰国に、その奥と社長は空港でビンタ張り合う大立ち回り。
もう、、当時二十歳そこそこの私のキャパでは、納め切れない事態が次から次へと起こり
「大学にちゃんと通いたい、普通の友達と普通の安穏な暮らしがしたい」とようやく気づいた。
別れたいと言ったら予想通り激昂されたので、ほとんど夜逃げ同然に逃げ出して、しばらく
ストーキングまがいの行動に泣かされつつも、なんとか一年以上かけて遠ざかっていった。
今かんがえたら怖い生活してたなぁ。以来、山っ気のある男はどうしても苦手だ。
生きててよかったよ私・・と今思うわ。
壮絶だなあ。
その後カレはどうなったの?
バブルはじけたのかしら?
はい、彼のその後はかなりドラマティックでございました。
ターイホまで行かなかったけど、事情聴取で呼ばれて・・みたいなことも
風のウワサに聞きますた。
出あった頃はいいオウチの、愛されて育ったお坊ちゃんだったんだけどねぇ。
でも、矛盾してるかもだけど、幸せになってて欲しい。
会社の先輩で入社時に私が一目ぼれをしてつきあう事になったんだけど
エチーしてから既婚をカミングアウトされた・・・。
「俺はおまえの彼氏じゃない」「(奥と別れてまで)結婚する気はない」
などと言われ続けながらもズルズルとつきあいが続いてる時に、
私の事を大事にしてくれる男(現ダンナ)に出会ったので
「彼氏が出来たらすぐ別れる」という言葉を真に受けてた私は
「彼氏が出来たから」と別れを切り出したんだけど
泣くわ拗ねるわラブラブアフォメールを送ってくるわの大騒ぎ。
葬式以外で男が泣くのを初めて見たんだけど、
会社帰りに駅まで歩きながら号泣されるのはとても迷惑だったよ。
最後には会社でシカトをされたので仕事上とても困り、辞表を出しますた。
いまだに携帯に着信があります。
着信拒否してるから呼び出し音すら鳴らないんだけどね。
何を期待してるんだか。
別れた当時、私に送ったラブラブアフォメールを奥に見られ別居と聞きましたが
その後どうなってるのかしら?
風の噂でリストラされたとも聞きました。
お気の毒様。でもザマーミロ!
ラブラブアフォメール
最後に「恥ずかしいから読んだら捨ててね」って書いてなかった?
タイトルは硝子の心?
残念ながらタイトルは入ってなかったよ(w
「今まで冷たくしてきたのは君の事を好きすぎたからで・・・」
などという寒々しいメールで 必 死 だ な っていうのは伝わったよ。
送信メールを保存して奥にバレた位だから自信満々だったんだろうね。
今思えばかなりのナルだったのね・・・
どこに遊びに行ってもホテルに入るとすでにゴムがついてるので
不思議に思っていつの間につけてるのか聞いてしまった。
私も聞かなきゃいいのに
聞かずにはいられなかったんだよぉー。
恐いよ、それ色んな意味で。
私の最低元彼は
昔、私が留学することになった時。「お前にプレゼントがある」「お前はきっと喜ぶ。当ててみな」
なんて言うから『指輪かなー?』なんて思ったんだけど・・・。
シリコンで型取りして作ったそいつの ブ ツ でした。
引いた。しかも本気で私が喜ぶと思ってるの。
「飛行場でX線でスーツケースの中を見られた時、恥ずかしいからいらない」と断ったら大ゲンカになってしまった。
あと、別の男だけどエッチの時「写真を撮ってもいいんだよ」と自分のブツをデジカメで撮ってもらいたがってた男もいたなぁ。
アホすぎ。
「君の膣前庭はとっても綺麗」とか「バルトリンセン液がいっぱい・・」とか。
キモイのでやめてとお願いしたが、ダメ。
しまいにのび太みたいな顔して、クスコでアソコの中を見ようとするので、引っぱたいて別れた。
デートで公園に立ち寄り、彼がトイレに行った。そのすきに、デート中
何かのイベントでもらった景品の水鉄砲を使って戻ってきた彼を脅かして
やろうとたくらみ、水を仕込んでスタンバイしていた。
やがて何も知らずに戻って来る彼。私はこのあとの「やったなーこのぉー」
「アハハ、つかまえてごらんなさーい」という胸キュンな展開を期待し、
心躍らせながら彼の身体スレスレに水弾丸を放った。
すると、私の思惑とは裏腹にみるみる彼の表情が豹変。やがて鬼の形相で
「何するんだ!」と怒鳴った。突然のことでビビる私をよそに
「こ の 服 高 か っ た ん だ か ら な !ふざけんなよ?」と続ける彼。
身体にかからないように配慮して撃ったのにそこまで激昂することも
なかろうよ。と、急速に冷めた私は、彼を公園に残してそのまま帰宅し、
この人と過ごした短い日々を記憶から消す作業に入った。
しばらく家でくつろいでいると彼からの電話。
泣きそうな声で、今私の家の裏にある公園にいるから来てくれ、とのこと。
しかし外は突然の夕立ちで雷が鳴り始めていた。雷が大嫌いな私は
行くのを断ったが、あまりにも声が必死だったためしかたなく公園へ。
するとそこには、大雨の中、カサもささずにベンチにたたずむ彼の姿があった。
彼は私の姿を見つけたとたん、ベンチから立ち上がったと思うと、
突然両手を広げて天を仰ぎ、河村隆一のPVよろしく降り注ぐ大雨を全身に
受けはじめたのだった。
ちょっとちょっと。先ほどあれだけ憤っていた貴方の大切な大切なお召し物が
ビショビショになってますが。いいんですか?
それよりも私は近くに来ている雷が怖くて怖くて、用があるならさっさと
済まして家に帰らせてくれという思いでいっぱいだった。
しばらくして、彼は天を仰いだまま口を開いた。
「なあ…稲妻って、きれいだと思わない…?」 『ガラガラビシャーン!』←雷鳴
「さっきのオレは、この稲妻みたいに『ガラガラビシャーン!』
「でも、夕立がすぎれば日の光がさしてくるだろ。オレの『ガラガラビシャーン!』
彼のポエミーなほざきは、すべて雷鳴でかき消された。
次の日、電話で別れを告げると、
「そうか…。あと3日がんばれば、【付き合って3ヶ月記念日】だったのに残念だ」
とのこと。
貴重な体験させてくれてありがとう。
長文スマソでした。パンパン!
http://human5.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1092470119/
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