「半年以上は惰性、二年も経てば家に帰るのも嫌になるぜ?」
そんな先輩や上司の言葉を聞かされ続けて、自分だけは大丈夫だって
思い込みながら、それでもちょっとドキドキしてたな。
いつの間にやら7年経った。子供も二人居る。いまでもすごく幸せだし、
家に居るのは(仕事であまり居られないけど)楽しいし一緒なって良かったと思う。
見るのも聞くのも吐き気がしたクリスマスの喧騒だって今じゃ嬉しくなる。
ケーキもチキンもシャンメリー(下戸なので子供と共用)も、
みんな安物だけどすごく旨かった。来年も良いとしになると良いな。
ホントはわかりきってたんだよな。
そんな「帰りたくない家庭」にしたのは本人たちなんだってさ。
過程のない結果はないんだから、そんなの当たり前のはなしで。
それはそれとして、幸せのせいかずいぶん太ったな、おれ。